KUSANAGI SafeUpgrade - KUSANAGI Security Edition
サービスを止めずに大規模アップデートを安全に実現。
アップデートの先送りが、大きなリスクに
OSやミドルウェアのメジャーバージョンアップは、検証や環境準備に大きな工数とコストがかかるため、どうしても先送りされがちです。
特にサービス停止を伴うアップデートは運用上のハードルが高く、
結果としてサポート期限切れ(EOL)の旧環境を使い続けるケースも少なくありません。
こうして放置された環境は、脆弱性の温床となり、セキュリティリスクをさらに高めてしまいます。

サービスを止めない大規模アップデート
KUSANAGI Security EditionのSafeUpgradeは、同一サーバ上に自動で検証環境を構築し、動作確認後に問題がなければ本番環境へ切り替えます。
サービスを止めずに最新環境へ移行できるため、アップデートの先送りという課題を解決します。
従来は別環境の準備や専門知識が必要だった大規模アップデートを、最小限のリソースで実行可能。
コストとリスクを大幅に抑えながら、継続的に安全な運用を実現します。
OS・ミドルウェアの自動アップデートと合わせて利用することで、日常のセキュリティ更新から大規模なメジャーアップデートまでをカバー。
運用コストを抑えつつサービス継続性を強化し、企業の事業基盤をより堅牢に支えます。
特徴
- 検証環境の構築から本番切替までを自動化
- サービス停止なしでアップデートを実行
- 準備や適用の工数・リスクを最小化
- nginxのバージョンアップから対応開始、PHPにも順次拡大予定
SafeUpgradeの流れ
- 同一サーバ内で並列環境構築:コマンドで検証に利用するバージョンを指定すると自動的に並列環境を構築
- 自動テストの実行:エラーを検知すると自動的に検証環境を停止。現行環境での運用を継続
- 自動判定による本番切替:一定期間のテスト期間(デフォルト7日)経過後、現行環境を停止し、検証環境を運用環境に切り替え

今後の開発予定
- PHPのバージョンアップ対応 (2026年1月以降を予定)
- KUSANAGI Appからのブラウザ表示テスト
技術情報

SafeUpgradeが効果を発揮するのは
- サポート期限切れ(EOL)の旧環境が残りやすい現場
- 常時稼働が必須のECサイトや予約サービスなど
- 大規模アップデートを専門知識やリソース不足で後回しにしてしまう企業
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