KUSANAGI バージョンアップ情報 8.1.2-6
KUSANAGI のバグフィクスを行った、KUSANAGI 8.1.2-6 をリリースします。
8.1.2-5以下のバージョンをお使いいただいている場合は、root権限にて以下のコマンドを実行することで、kusanagi-8.1.2-6 へのアップデートが可能となります。
# yum update
直近アップデートしたばかりでキャッシュが残ってしまい、No packages marked for updateと出てしまう場合は下記コマンドを実行してから、yum updateを実行して下さい。
# yum clean all
KUSANAGI 8.1.2-6 でのバグフィクス
8.1.2-6 は、以下の問題を解決します。
WordPressのMroongaプラグインを有効化している時に、kusanagi addon remove mroongaが成功してしまう。
KUSANAGI 8.1.2-5まではWordPressのMroongaプラグインが有効化されている時に、kusanagi addon remove mroongaコマンドによってMariaDBからMroongaを削除してしまうと、WordPressのMroongaプラグインが無効化された時にテーブルのデータしか削除されず、インデックスなどのメタデータが残ってしまうというバグがありました。
この状態からWordPressのMroongaプラグインを再度有効化するとMroongaのテーブルが新規作成されません。
この問題はKUSANAGI 8.1.2-6で解消済みです。
KUSANAGI 8.1.2-6では、KUSANAGI上WordPressとしてプロビジョニングされているサイトの中で一つでもMroongaプラグインが有効化されていると、以下のメッセージが出てMroongaの削除に失敗するようになっています。この場合プロファイル名がxxxxxのWordPressサイトからMroongaプラグインを無効化してやり直すと成功します。
# kusanagi addon remove mroonga Mroonga WordPress plugin is activated. Please deactivate mroonga plugin from 'xxxxx' Profile. add-on remove was aborted #