WEXALを構成している各モジュールのアップデートを行いました。
アップデートにより適用される各モジュールのバージョンは、以下のとおりとなります。
kusanagi-prem | 2.3.5 |
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合わせて、以下のモジュールが更新されます。
kusanagi-nodejs | 12.18.3 |
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kusanagi-nodejs-prem | 1.0.5 |
kusanagi-lua-prem | 1.0.0 |
kusanagi-prem 2.3.5には以下のアップデート内容が含まれます。
新機能
- WEXAL PST Managerにログイン画面が実装されました。ログアウトは右上の Logout より行えます。
- WEXAL PST Managerのダッシュボードよりrunnerの処理待ち数が確認できるようになりました。
- runnerの処理待ち数が高い数値のままで長期にわたって滞留する場合、サーバのスペック不足が考えられます。
- サーバのコア数増減の指標に活用ください。
- runnerが何らかの原因で停止した場合に、自動起動するようになりました。
- 自動起動は pst init で 2.3.5 以降に更新したプロファイルのみ有効です。
- これに伴い、WEXAL PST Managerのダッシュボードではrunnerの状態のみを表示するようになりました。
- pstコマンドでrunnerを停止した場合に自動起動することはありませんが、サーバ再起動後は再び自動起動が有効となります。
- ※ runnerは最適化コンテンツの生成・高速化戦略の生成に必須のサービスです。基本的に停止しないでください。
改善
- 何らかの理由で最適化コンテンツを生成するサービスが起動していなかった際、runnerが最適化に失敗する不具合を修正しました。
変更
- Luaのモジュールを変更しました。
- 従来の kusanagi-lua-* 等を廃止し、kusanagi-lua-prem に統合しました。
- NodeJSを v12.18.3 に更新しました。合わせてNodeJSのモジュールを更新しました。
モジュールのアップデートについては、以下のコマンドで適用可能です。
# yum update kusanagi-prem # cd プロファイルのパス # pst -v ProfileのVersionがv2.3.0より前の場合は、pst initに--rebuildconfオプションの指定が必要です。 # pst init --rebuildconf それ以外の場合 # pst init
リバースプロキシの場合はpst initに--reverseproxyオプション、--originオプションの指定も必要です。