KUSANAGI Premium Edition
KUSANAGIによるバックエンドの高速化とWEXAL®によるネットワークとレンダリングの高速化。
収益が重視される高負荷のメディア・ビジネスサイトに最高のパフォーマンスを。
メディアやECサイトに求められる高速化とユーザーエクスペリエンスの向上
収益が重要視されるメディアやECサイトで回遊率を向上させ、コンバージョンにつなげるためには、スムーズにストレスなくページが表示できることが当たり前に求められます。
「ページロード時間が1秒改善されるごとにコンバージョンが最大2%増加し、100ms(0.1秒)改善されるごとに1%収益が増加する*」と言われるほど、僅かな表示速度の違いが収益に影響するのです。
* "Walmartケーススタディページ"(WPO stats)
ユーザー体験の指標、Core Web Vitals(コア ウェブバイタル)
Webサイトが多くのユーザーに閲覧されるためにはGoogleを代表とする検索エンジンに評価され、上位に表示される必要があります。最も重要な評価軸はコンテンツの内容ですが、そのほかにGoogleはいくつかの評価軸があることを提示しています。
特に注目されているのがユーザー体験と表示速度に関する指標、「ページエクスペリエンス」と「Core Web Vitals(コア ウェブバイタル)」です。特に「Core Web Vitals」は2021年6月からランキングの指標となったことから対応を進めることが求められています。
特許取得の革新的高速化テクノロジー
KUSANAGI Premium Editionに搭載されている
戦略 AI「David」は日本と米国で、高速化エンジン「WEXAL」は日本国内で特許を取得しました。
この革新的なテクノロジーがみなさまのWebサイトを高速化し、ユーザーエクスペリエンスを高めます。
戦略 AI「David」 : 日本国特許第7523733号「ウェブコンテンツの自動高速表示制御方法」, 米国特許 US 12,111,876 B2
高速化エンジン「WEXAL」 : 日本国特許第7530383号「ウェブコンテンツの自動表示制御方法」
Webページ表示の4つのステップ
Webページの表示には、ブラウザからのHTTPリクエストに対しWebサーバがコンテンツを生成、それをHTTPレスポンスとしてブラウザに送信、ブラウザがレンダリングするという4つのステップがあります。
Webページの表示を高速化するためには、Webサーバの高速化と通信・ブラウザの高速化が必要です。
Webサーバ(バックエンド)の高速化
KUSANAGI は一般的な環境と比べ、ページキャッシュ使用時には約260倍、ページキャッシュ非使用時でも約2倍の高速化を実現します。高速化と安定稼働で、アクセス集中時の機会損失を軽減します。キャンペーン、広告施策などのビジネスチャンスを逃しません。
キャッシュのコントロールが難しいECサイトやユーザーによって表示の変わるサイトなども高速に表示し、収益性を高めます。
ネットワークやレンダリングの高速化
ットワークやレンダリングの高速化を行うには
- 過大な画像容量の圧縮
- 適切な画像フォーマットの選択
- CSSの多重読み込み回避
- JavaScriptの多重読み込み回避
- コードの短縮
- 使用していないコードの削除
- リソースのミニファイ化
- リソースの圧縮
- リソースの遅延読み込み/読み込み順の制御
など様々な手法があり、ページごとに適切な手法を選択し、継続的に実施しなければなりませんでした。
これらの高速化手法をAIが判断、自動化することで工数を削減、Web の活用を推進する技術が「WEXAL® Page Speed Technology®(WEXAL® )」と戦略AI「David」です。
KUSANAGI Premium Editionの特徴
KUSANAGIの標準機能とBusiness Editionの機能に加え、WEXAL® Page Speed Technology®を搭載
戦略AI「David」の最適化戦略がWebのレンダリングを高速化
ページの情報がユーザーにとって有意義なものであるかを判断するためには、ファーストビューが高速に表示されることが重要です。戦略AI「David」がWebページを解析し、リソースの読み込み順を制御することで、ブラウザのレンダリングを高速化し、ユーザー体験を向上させます。
戦略AI「David」がシステムの状況に合わせて、動的に高速化
Webシステムはページごとに構成や要素が異なります。また、常に情報が更新され、改善のための変更もしばしば行われます。戦略AI「David」の最適化戦略はページごとに動的に生成されるため、運営者はコンテンツの更新に集中することができます。
リソースの軽量化による表示の高速化と転送量の削減
Webシステムの表示に欠かせない画像やJavaScript、CSSなどのリソースを圧縮し、最も軽量な形式で配信することで、ネットワークの負荷を軽減し、表示を高速化します。転送量の削減は、運営者にはクラウド等の利用料の削減、閲覧者にとっては通信費の削減につながります。
専用管理画面で専門的な知識や技術力を問わず高速化を実現
専用管理画面「PST Manager」で高速化の設定を行うことができるため、専門的な知識や技術力を問わず高速化を実現することができます。コマンドや設定ファイルの編集で高度なカスタマイズを行うこともできます。
オリジナルデータを改変しません
オリジナルのリソースやプログラム、データベースに保存されているデータなどの改変は行ないません。最適化したリソースは専用ディレクトリに格納されます。ON/OFFのみで瞬時にオリジナルの状態に変更できるため、安心して運用することができます。