KUSANAGI for AWS on CentOS Stream

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KUSANAGI for AWS on CentOS Streamは、WordPressが高速に動作する、アマゾンウェブサービス(以下、AWS)用の無償の仮想マシンイメージです。

データベースの標準構成としてMariaDB Galera Server 10.3を採用しています。WordPressのデータベース接続先の設定を変更することによりAmazon RDS for Auroraを利用することも可能です。推奨環境はt2.mediumインスタンス以上(メモリ4GB以上)です。

KUSANAGI for AWS on CentOS Streamのご利用方法

以下、既にAWSアカウントを取得し、AWSマネジメントコンソールにアクセスできていることを前提として、KUSANAGI for AWS on CentOS Streamの利用方法を説明します。

1. インスタンス(仮想マシン)の作成

1-1. AWSマネジメントコンソールにアクセスし画面右上で「東京」(「アジアパシフィック(東京)」)が選択されている状態にします。

リージョン選択

1-2. AWS マネジメントコンソールで「仮想マシンの起動」をクリックします。

仮想マシンの起動

1-3. 「ステップ 1:Amazon マシンイメージ(AMI)」ページの検索ボックスで「KUSANAGI」を検索し、左メニュー「AWS Marketplace(※)」をクリックし「AWS Marketplace」ページを表示させます。

Marketplaceから検索

AWS Marketplaceは、AWS上で実行されるソフトウェアやサービスを検索・購入後、すぐに利用を開始できるオンラインソフトウェアストアです。KUSANAGI for AWS on CentOS StreamはこのAWS Marketplaceに、Amazonマシンイメージ(AMI)が利用料無料で登録されています。

1-4. 検索した「KUSANAGI for AWS on CentOS Stream」の右側にある「選択」をクリックします。

KUSANAGI for AWS on CentOS Streamを選択

するとKUSANAGI for AWS on CentOS Streamの詳細画面が表示されます。

KUSANAGI for AWS on CentOS Streamの詳細

1-5. 同画面最下部の「Continue」をクリックします。すると画面が「ステップ 2:インスタンスタイプの選択」に切り替わります。

EC2の起動に進む

1-6. 「タイプ」のうち「t2.medium」(メモリ4GiB。KUSANAGIの推奨環境はメモリ4GiB以上です)を選択します。

インスタンスタイプの選択

1-7. 右下「次のステップ: インスタンスの詳細の設定」をクリックします。画面が「ステップ 3:インスタンスの詳細の設定」に切り替わります。

次のステップへ進む

1-8. 右下「次のステップ: ストレージの追加」をクリックします。画面が「ステップ 4:ストレージの追加」に切り替わります。

次のステップへ進む

1-9. 右下「次のステップ: タグの追加」をクリックします。画面が「ステップ 5:タグの追加」に切り替わります。

次のステップへ進む

1-10. 右下「次のステップ: セキュリティグループの設定」をクリックします。画面が「ステップ 6: セキュリティグループの設定」に切り替わります。

次のステップへ進む

1-11. セキュリティを強化するために SSH のポート(ポート範囲が22の項目)の「送信元」で「マイIP」を選択します。すると現在アクセスしているIPアドレスが指定されます。

SSH用IPアドレスの指定

※ 接続元IPが特定範囲の場合は、「送信元」を「カスタム」としてCIDRでの設定をします。範囲が特定できない場合は、都度、AWSマネジメントコンソールから「マイIP」でのSSHのルールを追加し、終了次第、ルールの削除を行います。

1-12. 同画面右下「確認と作成」をクリックします。画面が「ステップ 7: インスタンス作成の確認」に切り替わります。

確認と作成に進む

1-13. すべての内容を確認し、右下「起動」をクリックします。するとウィンドウ(「既存のキーペアを選択するか、新しいキーペアを作成します。」)が表示されます。

確認後EC2の起動

1-14. 同ウィンドウ上で「新しいキーペアの作成」を選択し、「キーペア名」には任意のキーペア名(ここでは「kusanagi9_aws」)を入力します。入力したら「キーペアのダウンロード」をクリックします。

SSHキーのダウンロード

1-15. ファイル(ここでは「kusanagi9_aws.pem」)がダウンロードされますので任意の場所に保存します。保存したファイルは(後述の)仮想マシンへのログイン時に使用します。

ローカルに保存

なおInternetExplorerの場合、「キーペアのダウンロード」をクリックした後に次のようなメッセージが表示されることがあります。「保存」をクリックしてキーペアのダウンロードを行います。

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1-16. キーペアのダウンロードが確認できたら「インスタンスの作成」をクリックします。画面が「作成ステータス」に切り替わります。

インスタンスタイプの作成

1-17. 右下「インスタンスの表示」をクリックします。画面がインスタンスのページに切り替わります。

インスタンスの表示

「ステータスチェック」が「初期化しています」となっており、インスタンスが作成中であることを確認できます。

インスタンスが起動したか確認

しばらくすると「ステータスチェック」が「2/2のチェックに合格しました」に変わります。これでインスタンスの作成が完了です。

ステータスチェック

「インスタンスの状態」は「実行中」となっており、すでに起動していることを確認できます。

2. インスタンス(仮想マシン)の起動

2-1. 作成直後のインスタンスは通常すでに自動的に起動しています。もしもインスタンスが停止している場合(「インスタンスの状態」が「停止済み」)には、「インスタンス」ページでインスタンスを選択(左端のチェックボックスをクリックしてアクティブに)したうえで、「インスタンスの状態」から「インスタンスを開始」をクリックして起動させます。

インスタンスの開始

3. Elastic IP(固定IP)の設定

3-1. 作成したEC2のインスタンスに割り当てられるIPは、再起動のたびに変更となる動的割当です。IPを固定させたい場合にはElastic IPより、IP アドレスの割り当てと関連付けを行います。AWSマネジメントコンソールのEC2ダッシュボードから「ネットワーク & セキュリティ」->「Elastic IP」メニューをクリックし、さらに「Elastic IP アドレスの割り当て」をクリックします。画面が「Elastic IP アドレスの割り当て」に切り替わります。

Elastic IPアドレスの割り当て

3-2. 「割り当て」をクリックしてIP アドレスの割り当てを行います。

Elastic IPアドレスの割り当て

3-3. 割り当てられたIP アドレスを選択した状態で、「アクション」のプルダウンから「Elastic IP アドレスの関連付け」を選択し、「インスタンス」の項目で、IP アドレスを適用したいインスタンスIDを指定します。

Elastic IPアドレスの関連付け

4. 仮想マシンへのログインと初期設定

4-1. 作成したインスタンスを選択した状態で、ページ下部にあるインスタンスの情報を確認します。ログイン時には「パブリック IPv4 DNS」または「パブリック IPv4 アドレス」を使用します。

IPアドレスの確認

4-2. RLoginなどのSSHクライアントやターミナルソフトを用い、SSHで仮想マシンにログインします。接続するホスト名には「パブリック IPv4 DNS」または「パブリック IPv4 アドレス」を使用し、ユーザー名は「centos」とします。認証方法は「公開鍵」で、鍵ファイルにはダウンロードしたファイル(ここでは「kusanagi9_aws.pem」)を使用します。

KUSANAGIにログイン

ログインに成功すると、次のような画面が表示されます。

KUSANAGIにログイン

4-3. 次のように入力し、rootユーザーに切り替えます。

$ sudo su -

rootユーザーに切り替えができていることを確認します。

[root@<ホスト名> ~]#

このように末尾が#となっていればrootユーザーへ切り替わっています。

KUSANAGIの初期設定以降の手順についてはドキュメントをご確認ください。