WEXALを構成している各モジュールのアップデートを行いました。
アップデートにより適用される各モジュールのバージョンは、以下のとおりとなります。
kusanagi-prem | 2.5.3-3 |
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kusanagi-prem 2.5.3-3には以下のアップデート内容が含まれます。
改善
- リファラーが自分のFQDNと一致しないリソースを保存しないように修正しました。
- kusangiプロファイルが1つも存在しない場合に、WEXAL Managerでエラーとなる不具合を修正しました。
- なんらかの理由でプロファイルが先に更新されてしまった場合に、サイトの表示がエラーとなってしまう不具合を修正しました。
- 戦略生成時にLCPを取得するためのサイトへのアクセス回数を削減しました。
変更
- 戦略生成時にブラウザをエミュレーションする環境をLighthouseと合わせました。
モジュールのアップデートについては、以下のコマンドで適用可能です。
# yum update kusanagi-prem # cd プロファイルのパス # pst -v ProfileのVersionがv2.4.4より前の場合は、pst initに--rebuildconfオプションの指定が必要です。 # pst init --rebuildconf それ以外の場合 # pst init
リバースプロキシの場合はpst initに--reverseproxyオプション、--originオプションの指定も必要です。
なお pst init --rebuildconf を実行した際に以下のメッセージが表示される場合があります。
# pst init --rebuildconf
(省略)
Error: AH00526: Syntax error on line 2 of /etc/httpd/conf.d/ssl.conf:
Cannot define multiple Listeners on the same IP:port
(省略)
その場合は /etc/httpd/conf.d/ssl.conf を .conf 以外の拡張子に変更して、再度pst init --rebuildconfを実行してください。
# mv /etc/httpd/conf.d/ssl.conf /etc/httpd/conf.d/ssl.conf.bak # pst init --rebuildconf