KUSANAGI Security Edition のアップデートを行いました。
monitによるウェブサーバの監視において、自動的に再起動を行う条件を緩和しました。
新しい条件は新規にプロビジョンしたプロファイル、または、monitの設定ファイルを再生成した場合に有効になります。
monitの設定ファイルを再生成するには、以下のコマンドを各プロファイルごとに実行してください。
# kusanagi monit config プロファイル
NGINX 1.26/1.27のサポートを終了しました。
- kuasnagi initコマンドの --nginx126 および --nginx127 を廃止しました。
- kusanagi nginxコマンドの --use nginx126 および --use nginx127 を廃止しました。
NGINX 1.26/1.27を利用している場合は、以下のコマンドでNGINX 1.28/1.29に移行してください。
# kusanagi nginx --use nginx128 または # kusanagi nginx --use nginx129
MariaDB 10.5のサポートを終了しました。
kusanagi initコマンドの --mariadb10.5 を廃止しました。
kusanagi dbinit mariadbコマンドの --use mariadb10.5 を廃止しました。
kusanagi upgrade mariadbコマンドの --use mariadb10.5 を廃止しました。
MariaDB 10.5を利用している場合は、以下のコマンドでMariaDB 10.11にアップグレードしてください。
# kusanagi upgrade mariadb --use mariadb10.11
最新バージョンへのアップデートについては、以下のコマンドで適用可能です。
# dnf upgrade
KUSANAGI 10.2.0 から使用するPythonをPython 3.12に変更しています。
詳しくは KUSANAGI Security EditionのPython 3.12対応について を参照してください。
kusanagi autoupdateコマンドにおいて、ミドルウェアの自動更新を有効にしている場合、この修正は自動的に適用されます。