WEXALを構成している各モジュールのアップデートを行いました。
アップデートにより適用される各モジュールのバージョンは、以下のとおりとなります。
kusanagi-prem | 2.4.6-1 |
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合わせて、以下のモジュールが更新されます。
kusanagi-nodejs | 12.20.0-1 |
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kusanagi-nodejs-prem | 1.0.11-1 |
kusanagi-prem 2.4.6-1には以下のアップデート内容が含まれます。
新機能
- pst-nodejs/pst-strategy/runner/workerをWEXALサービスにリファクタリングしました。
- サービスは全てPM2をベースにしたプロセスマネージャで管理され、ログは /var/log/wexal 配下に出力されます。
- 戦略生成はシステムで共通のキューで、シーケンシャルに処理します。
- リソース最適化は全てのプロファイルで共通のキューで処理します。多重度はコア数となります。
改善
- Lighthouseでgoogle-analyticsを取得しないように修正しました。
- pst initする際に _wxfdir と _wxpdir を自動生成するように修正しました。
変更
- 戦略生成関連のディレクトリ構成を変更しました。戦略生成に使う David, Nautilus, Arronax 等は、WEXALサービスのものに統一しました。各プロファイル毎に配置された David, Nautilus, Arronax 等は廃止しました。今後は使われません。
- 各プロファイル毎に動作していたrunnerは廃止されました。
- 既に使っていないソースや設定ファイルをtemplateから削除しました。init済プロファイル内のファイルは自動では削除しません。
- pst AI linklistコマンド、pst uncssコマンドが廃止されました。
モジュールのアップデートについては、以下のコマンドで適用可能です。
# yum update kusanagi-prem # cd プロファイルのパス # pst -v ProfileのVersionがv2.4.4より前の場合は、pst initに--rebuildconfオプションの指定が必要です。 # pst init --rebuildconf それ以外の場合 # pst init
リバースプロキシの場合はpst initに--reverseproxyオプション、--originオプションの指定も必要です。
なお pst init --rebuildconf を実行した際に以下のメッセージが表示される場合があります。
# pst init --rebuildconf
(省略)
Error: AH00526: Syntax error on line 2 of /etc/httpd/conf.d/ssl.conf:
Cannot define multiple Listeners on the same IP:port
(省略)
その場合は /etc/httpd/conf.d/ssl.conf を .conf 以外の拡張子に変更して、再度pst init --rebuildconfを実行してください。
# mv /etc/httpd/conf.d/ssl.conf /etc/httpd/conf.d/ssl.conf.bak # pst init --rebuildconf