WEXALを構成している各モジュールのアップデートを行いました。
アップデートにより適用される各モジュールのバージョンは、以下のとおりとなります。
| kusanagi-prem | 2.5.1-1 |
|---|
kusanagi-prem 2.5.1-1には以下のアップデート内容が含まれます。
改善
- pst purgeコマンドに--excludedパラメータを指定した際に全ての最適化済ファイルをパージしていた不具合を修正しました。
- サーバ起動時にwatchやrunnerが自動的に起動しない場合がある不具合を修正しました。
- cssを更新した際、engagement delayディレクティブのwebfont指定によって生成されるwebfontスタイルシートを削除するように修正しました。webfontスタイルシートは更新されたcssを元に、次回アクセス時に再生成されます。
- クエリ文字列で指定した設定ファイルのwpディレクティブが動作しない不具合を修正しました。
- wp remove wpcf7ディレクティブが正しく動作しない不具合を修正しました。
モジュールのアップデートについては、以下のコマンドで適用可能です。
# yum update kusanagi-prem # cd プロファイルのパス # pst -v ProfileのVersionがv2.4.4より前の場合は、pst initに--rebuildconfオプションの指定が必要です。 # pst init --rebuildconf それ以外の場合 # pst init
リバースプロキシの場合はpst initに--reverseproxyオプション、--originオプションの指定も必要です。
なお pst init --rebuildconf を実行した際に以下のメッセージが表示される場合があります。
# pst init --rebuildconf
(省略)
Error: AH00526: Syntax error on line 2 of /etc/httpd/conf.d/ssl.conf:
Cannot define multiple Listeners on the same IP:port
(省略)
その場合は /etc/httpd/conf.d/ssl.conf を .conf 以外の拡張子に変更して、再度pst init --rebuildconfを実行してください。
# mv /etc/httpd/conf.d/ssl.conf /etc/httpd/conf.d/ssl.conf.bak # pst init --rebuildconf
