kusanagi-php82 モジュール更新情報 8.2.28-1.el9

KUSANAGI 9 を構成している各モジュールのアップデートを行いました。
アップデートにより適用される各モジュールのバージョンは、以下のとおりとなります。

php 8.2.28-1.el9 この更新には脆弱性(CVE-2025-1219, CVE-2025-1736, CVE-2025-1861, CVE-2025-1734, CVE-2025-1217)への対応が含まれます。

PHP 8.2 と WordPress 6.3 の組み合わせにおいて、管理画面を表示した際に php-fpm がハングアップし、正常に表示できないことが確認されています。
そのため、 php 8.2.12-1 より /etc/opt/kusanagi/php.d/extensions/10-opcache.ini の以下の値を

opcache.jit = 1254

以下に変更しています。

opcache.jit = 1205

モジュールのアップデートについては、以下のコマンドで適用可能です。

# dnf upgrade

phpを使用している場合は、以下のコマンドで再起動してください。

# kusanagi php

Security Editionでは、php82を使用していて、かつ、kusanagi autoupdateコマンドにおいて、ミドルウェアの自動更新を有効にしている場合、この修正は自動的に適用されます。