WEXALを構成している各モジュールのアップデートを行いました。
アップデートにより適用される各モジュールのバージョンは、以下のとおりとなります。
kusanagi-prem | 2.4.0 |
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合わせて、以下のモジュールが更新されます。
kusanagi-nodejs-prem | 1.0.7 |
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kusanagi-prem 2.4.0には以下のアップデート内容が含まれます。
新機能
- runnerから高速化戦略の生成を行うサービスを分離して、戦略生成が滞っていても最適化コンテンツの生成を継続できるようになりました。
- 高速化戦略の生成を常にシーケンシャルに処理することで、予期せずサーバ負荷が増加しないようになります。
- User Agentがクローラーと思われる場合は高速化戦略の生成をスキップして、戦略生成が滞らないようにします。ただし、既に戦略が生成されている場合は、それを適用したコンテンツを返します。
- 高速化戦略の生成を行うサービスはサーバで共通のものとなります。
- runnerは引き続きプロファイルごとに最適化コンテンツの生成を行います。
改善
- WEXAL PST Managerの最適化設定を変更した際、リロードするまで画面に反映されない不具合を修正しました。
モジュールのアップデートについては、以下のコマンドで適用可能です。
# yum update kusanagi-prem # cd プロファイルのパス # pst -v ProfileのVersionがv2.3.0より前の場合は、pst initに--rebuildconfオプションの指定が必要です。 # pst init --rebuildconf それ以外の場合 # pst init
リバースプロキシの場合はpst initに--reverseproxyオプション、--originオプションの指定も必要です。